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【S-DARTS PLAYER】−THE BARREL COLLECTION−

星野光正モデル

インタビュー

今作で一番こだわった部分について、まず教えてください。
「現代版のローレット」を作りたいという考えから、今作はメインカットの角度にこだわりました。このカットを互い違いに配置することで、まるで“ローレットを持ったような感触”を再現することができました。その角度の調整が非常に難しく、何回も修正を重ねたので、とても苦労しましたね。インプレッション動画内で「星野画伯」が詳しく説明しているので、ぜひそちらをご覧頂きたいです(笑)
前作に対して長さが0.5mm伸び、重さが0.2g減りました。バレル全体のバランスについて教えてください。
時代の流行もあるので、それを踏まえた上でバレルという作品に昇華させていきました。今作では、全長を伸ばしたことによるバランス調整に時間をかけました。ここ最近のバレル製作では最も多くプロトタイプを作ったと思います。

「たかが0.5mm」と思われるかもしれませんが、全体のフォルムも微妙に変わってきますので、実は大きな変化なんです。みんなから「飛びが良い」と言ってもらえるカタチにするのは、なかなか難しい作業でした。全長を伸ばしても、重さは大きく変えないようすることを主眼にたどり着いた答えが、パイロ ブレイジングシャドウ ネクストなのです。

僕の中では「流行の波にパイロを乗せることができるのか?」という挑戦でもありましたね。
ブラックチタニウムコーティングにしたことで、グリップの変化は感じますか?
もちろん感じます。コーティングは1mm以下の本当に薄い皮膜ではあるのですが、削りたての金属に施すことでなめらかさが得られるんですよ。そして、バレルの耐久性もアップする点についても見逃せないです。「ブレイジングシャドウ」というネーミングなので、当然ブラックは外せませんよね。
バレル前方に刻まれたハニカム紋様はどういった意図があるのでしょうか?
もともとはエリシィンで使われていた最高級カットなんですよ。僕はヘソ曲がりなところがあるので(笑)、あえてグリップ部分ではなく「飾り」として使いました。一方でセンターからフロントあたりを握るプレイヤーにもオススメできます。これがいわゆる「機能美」というやつじゃないでしょうか。
星野選手がストレートバレルをご使用になる予定はありますか?
いつになるかは分かりませんが、一人のバレルクリエイターとして、ストレートバレルを作ってみたいですよね。以前からモワーっとは思っています。僕はストレートでも問題なく飛ばすことはできますが、それを実践に応用できるかはまた別の話です。ただ可能性として、ゼロでは無いということは言えます。
2018シーズンのJAPANを振り返ってみて、今年の調子はいかがでしたか?
「だいぶ整ってきたな」という印象はあるんですが、運が回ってこなかったなという実感もあります。特に今年はハードスケジュールで、それが祟って肩を壊しかけ、怖くなって練習量を落とした時期もありました。

しかし、トレーニングの甲斐あって、足腰がしっかりしてきたので、今度は上半身を重点的に鍛えていきたいと考えています。プロスポーツ選手として必要な筋肉を維持しながら、より長くダーツを投げられるような体作りもしていきたいです。全体的に自分を見直すためのシーズンだったような気がします。
それでは、最後にファンの方へのメッセージをお願いします!
いつも応援ありがとうございます。無償の愛を僕にくださっているのを本当に実感しています。勝ったら一緒に喜んでくれて、負けたら一緒に悔しがってくれて、まるで自分のことのように思ってくれるファンの方が多くて、本当に感謝の言葉以外見つかりません。

どれだけ辛くても、僕は前を向いて戦い続けます。早く皆さんと嬉し涙を流せる日が来るように頑張りますので、信じてついてきてください。

貴重なお話、ありがとうございました。

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大崎裕一モデル

インタビュー

初のシグネチャーバレル発売、おめでとうございます。いかがですか?
僕はグリップイップスになり、バレルを正しく握ることができない時期がありました。その解決策として、パッと握ることができ、そして腕を振った際にしっかりと押し出すことが出来るようなカットにしました。僕のグリップはかなり寝ている状態なので、センターからリアにかけて、主張がハッキリとしたカットを使いたいと、メーカーにリクエストとして出しました。
よく見ると通常のリングカットではなく、角が落とされた台形になっていますよね。また、ドットがあることで通常のリングカットとはどのような違いがあるのでしょうか?
通常のリングカットですと、角がたっているので、僕にとってはかかりが強すぎると感じました。かといって、丸くしてしまうと滑ってしまいますので、その折衷案として台形にしました。そして、カットの中にドットが入ることで、バレル同士がぶつかって消耗してきたときでも、グリップ感の低下を抑制する働きがあります。
シグネチャーモデルを作るまでは、トリニダードの何のバレルを使っていたのですか?
一番はじめはゴメス タイプ1でした。そこからデュランやバレロ、オスカーなどを使いました。長い・短い、ストレート・トルピードと本当に色々と試してみましたね。その中でも自分はバレルの後方をグリップするのは変わらなかったので、その部分の開発にはこだわりました。先端部に関してですが、僕は中指をあてるので、R形状だとリリースの際に横に押してしまいます。また、カットが入っていると引っ掛けてしまうので、ツルッとした逆Rをかけることでスムーズな手離れを実現しました。

アントニオを制作する際には、「何かのバレルに近づけよう」とかそういったことは全く考えずに、「バレルはこうであって欲しい」という願いをメーカーさんに伝えて、結果として出来上がったのがこの形でした。
全長41.0mm、最大径7.6mm、重量18.5gというスペックをチョイスした理由を教えてください。
今まで様々なバレルを試してみて、一番持ちやすいと感じたのが全長41.0mm、最大径7.6mmでした。僕は個人的にバレルの重量は「軽いものはコントロールしやすく、重いものは勢いで飛んでいく」と思っています。その中でコントロール性と飛びの両立を出来るのが18.5gだと感じだので、このスペックに至りました。
「アントニオ」というバレルネームにはどのような経緯でつけられたのでしょうか?
ご存知の方も多いかもしれませんが、トリニダードのプロシリーズは全て南米のチャンピオンボクサーの名前からつけられています。僕のバレルは「アントニオ・セルバンテス」選手が由来です。彼は長身で身のこなしがうまく、非常に完成度の高いボクシングで、お手本のようなボクサーだったそうです。きっとT-B社長が僕に対して、そういった部分を重ねたり期待してくれて、アントニオと命名してくれたんだと思います。
今作の製作にあたって、一番こだわった点もしくは苦労した点を教えてください。
やはりグリップ部分には一番こだわりました。僕はバレル後方をグリップしてスパッと飛ばしたいイメージがあったので、その点にフォーカスしてメーカーさんと一緒に良いものを作りました。また、「自分のモデル」というのが人生で初めてなので、見た目や投げやすさも含めて、「本当に売れるのだろうか」という心配もありました。自分だけでなく、買ってくれたお客様にとっても投げやすいもの、持っていて心躍るようなものを作るという部分に時間をかけましたね。
それでは、最後にファンの方へのメッセージをお願いします!
今年初優勝したことで、地元以外の会場で声をかけて頂く機会も増えて、大変嬉しく思っております。まだまだ伸びしろがあると自分で感じているので、応援してくださる方がいる限り諦めることなく全力で頑張っていきます。これからも飽きずに懲りずに(笑)、どうぞ応援をよろしくお願い致します!

貴重なお話、ありがとうございました。

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風間佑太モデル

インタビュー

今作はKTM.氏がバレルデザインを担当されています。今までとどのような変化を感じましたか?
さすが『プロ中のプロのデザイン』だと思いましたね。指の感覚や頭で思い描くイメ−ジが良い意味で手元に残らないので、体全体で投げるということに集中させてくれる。そんな信頼感のあるバレルができました。
具体的な制作過程を教えてください。
最初に「指を見せて」と言われて、指の形状や爪の形、親指の幅などを計測して、KTM.氏のデータと合わせていく作り方でしたので驚きました。そののちにプロトタイプを渡されたのですが、KTM.氏から「どこを直したい?」と聞かれても、僕は「全く無いです」と答えたほどバシっとはまりましたね。
前作では「バレルを長くしすぎるとイメージがぼやける」とおっしゃっていましたが、それをまたサルム2と同じ43mmに戻した理由を教えてください。
プロトーナメントに参戦し続ける中でフォームの変化が発生していますので、それに対応するためということです。 筋トレと同じで、筋肉が付いてくればもう少し重い器具を扱えるようになるのと同じですね。

僕の手の形状ですと全長の下限が42mmなのですが、そこにKTM.氏が1mmプラスした。ココがミソなんです! 例えば、44mmだとグリップディスタンス(グリップの幅)が広がりすぎてしまうため「遊び」ができてしまい、指先や手に余計な力が入ってしまいます。つまり、指を開くことに力を使ってしまうので、リラックスした状態でバレルを持てなくなってしまうんです。

バレルは「持っている」という意識が無いくらいリラックスした状態で使用できることがベストだと考えています。
グリップ部分のこだわりを教えてください。
カットの入っているグリップエリアはストレートに見えますが、実は0.1〜0.2度のごくわずかなテーパーが入っていて、完全なるストレート形状ではないんですよね。図面を見ないと分からないようなことも、隠し味として加えています。

また、くぼみの手前が急激に立ち上がっています。この部分は、手からバレルが離れていく際に指が最後まで触れているエリアとなりますので、抜けやすくするためにカットは入れませんでした。3フィンガーで中央をグリップする方には、目印としてお使い頂けると思います。
風間選手が行っている「ダーツを体全体の運動としてとらえる」という取り組みに関して、開始当初(2年ほど前)と現在における変化を教えてください。
感覚で投げることが無くなったので、大きく外す数が減ったと思います。自転車をこぐことを覚えたらその後忘れないのと同じように、意識をして体に動作をしみ込ませることによって自然にできるようになってきましたね。

その成果もあり前半シーズンでは優勝することができ、入賞も続いていたので好調でした。地盤が固まってきて良い流れでいるので、継続して頑張っていきたいと思います。
それでは、最後にファンの方へのメッセージをお願いします。
「体で投げるってなんだ?!」と思われる方も多いと思うのですが、みなさんにわかって頂くためには、自分が結果を残して体現していくしかないと思っています。引き続き応援をよろしくお願いします。

貴重なお話、ありがとうございました。

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大崎裕一モデル

インタビュー

今作の特徴であるヘリカルカットは、どのような感触・メリットを得られますか?
僕のモデルにおいて、ヘリカルカットを初めて採用させて頂きました。使ってみて感じたのが、手に絶妙な馴染み方をしてくれるんですよね。適度な引っかかりを得られるのですが、しかし嫌な引っ掛かりはしない。抜けとかかりの良いとこ取りだと思います。
前作に対してスペックは重さと長さは変わらず、最大径が0.15mm太くなりました。その理由を教えてください。
自分の中で長さ39.0mm、重さ16.5gというスペックがベストマッチだと考えています。例えば、40mm以上ですとバレルのどこを持って良いか、セットアップをする際に迷ってしまいます。また、バレルは昔から太いものが好みでした。前作のフュージョンモデルは最大径が8.0mmだったので、フィーリングはとても良かったんですよね。しかし、グルーピングに不利だと感じたので、7.8mmに妥結しました。本当はもっと太くても良いと思っているのですが、やっぱり細いほうが弾かれる確率は低いですからね。
重いバレルが昨今のトレンドですが、16.5gにこだわる理由はなぜですか?
重いバレルを試してみたことがあったのですが、1日投げただけで手首を痛めてしまいました。以前、ステンレスのダーツを練習で投げていたことがあるのですが、軽いバレルは丁寧に投げないとキチンと飛ばすことが出来ないんですよね。僕はバレルを重くするとその重さに頼り切ってしまい、「ダーツを丁寧に飛ばすこと」が後回しになってしまうのではないかと考えているので、軽いバレルでしっかりスローすることを心がけています。
「ゼログラビティ」というバレルネームにはどのような思いを込めましたか?
読んで字の如く「無重力」......。これは、もう僕のキャラを表したネーミングだと思うんですよね! それは半分冗談ですが、僕は映画がすごく好きなので、「ゼログラビティ」というムービータイトルをインスパイアさせて頂きました。なので、ポスターの背景も宇宙をイメージしてデザインされています。そして、16.5gという重さは現在のダーツ界では軽い部類ですので、まるで無重力かのようにスーッと飛ばして欲しいという思いも込めています。バレルはもちろんですが、映画の方もオススメですので、機会があればぜひ見てみてください。
今作の製作にあたって、一番こだわった点もしくは苦労した点を教えてください。
やっぱり、いちばんの目玉であるヘリカルカットですよね。TIGAでしかやってないカットなので、前々から自分のバレルに入れてみたいと興味がありました。カット同士の間隔や位置、さらにはロゴやビックリマークとの兼ね合いなど、本当に細かいところまでこだわり抜きました。それと、ゴールドのコーティング加工をしたときの手触りや、かかり方についてもメーカーと何度も話し合って、念入りに調整をしました。僕の思いを全部詰め込んだバレルなので、皆さんにもぜひ感じて頂きたいですね。
2018シーズンのJAPANも折り返し地点を過ぎました。調子はいかがですか?
一昨年と去年が僕の中で、絶不調なシーズンでした。今年は良い波に乗っているので、モチベーションも今までとは全然違います。あと最近は運もすごく大事だな、と感じます。選手全体のレベルがどんどん底上げされてきているので、実力以外の部分の要素も勝敗に大きく影響していると思います。それはロビンの組み合わせだったり、トーナメントの山だったり。実力は当然必要なのですが、同時に運も必要になってきているのが、今のプロダーツだと捉えています。
それでは、最後に今年の抱負・ファンの方へのメッセージをお願いします!
僕はだいたいシーズン後半で伸びるタイプなので、これからの巻き返しにぜひ期待して頂きたいです。会場に行くとたくさんの方からお声がけ頂けることが本当に嬉しく思います。「自分のため」というよりも、「誰かのために」という気持ちの方が大きくて、そういうときこそパワーを発揮できるんですよね。なので、ファンの方たちのためにも頑張って結果を残して、喜びを分かち合いたいです。
去年たてた目標である「健康でいたい!」と「結婚したい!」については、いかがでしたか?
まず、今年1年間本当に何事もなくずっと健康でした! 人間ドッグを先日受けたのですが、全く不具合は見つからなかったので良かったです。結婚については、もうね。こればっかりはめぐり合わせというか、タイミングなので。何か良いチャンスがあれば頑張りたいです!(笑)

貴重なお話、ありがとうございました。

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浅田 斉吾モデル

インタビュー

なぜストレートバレルを採用したのでしょうか?
きっかけは、海外選手の多くがストレートバレルを使っているから、という興味からです。僕にとって初めての試みで、まず「どういったものが自分に合うのか」という、スタートの段階でかなり時間がかかりました。実際に使ってみると、トルピードでは限界だと思ってものが、ストレートでならまだ伸びしろがあると、非常に大きな可能性を感じましたね。
全長50.0mm、最大径6.7mm、重量22.0gというスペックをチョイスした理由を教えてください。
ユニコーンの様々なストレートバレルを投げ比べてみたのですが、ファーストモデルということで突飛なことをせず、平均的な長さを選択しました。50.0mmという長さはバレル全体を余すことなく使うことができる、ちょうどいいスタンダードな長さだと思います。

最大径に関しては、太さ違いのプロトタイプを作って頂いたのですが、その中で一番しっくり来たのが6.7mmでした。スペックだけを聞くと細いとお思いになる方も多いかもしれませんが、グリップ部分も6.7mmなので、持ってみると意外と太く感じるはずです。トルピードのグリップ部分は、もっと径が細い場合もありますからね。重量については、プロダーツの規定がありますので、シャフト・フライト・チップをセッティングしてもクリアできるように設定してあります。
リングカットにハの字カットが入っています。使い心地はいかがですか?
ダーツの「回転させやすさ」を追求した結果、ハの字カットに至りました。縦でも横でも斜めでも、どの方向からインパクトをかけても、キレイにリリースすることができます。そして、僕が最も重要視しているのは、カットが消耗してきたときに性能が維持できるか、ということです。今使っているプロトタイプはだいぶ削れてきてしまったのですが、それでも試合の道具として十分な戦闘力があります。

ちなみに、ハの字カットは切削の工程が多く、コストもかかっています。しかし、僕のこだわりをユニコーンが理解をしてくれた結果、本当に満足できるバレルを作ることができました。だから、皆さんにも自信をもってオススメします。
ノワール、ピューリスト、シルバースターのそれぞれの押しポイントを教えてください。
ノワールは本来、ワールドチャンピオンなどのトップ選手しか出せないシリーズなのですが、今回特別に僕のモデルも発売させて頂くことになりました。なので世界的に見ても、本当に価値のあるバレルです。

ピューリストは、付属品なしのバレル単体の商品ラインナップです。日本でも最近はやっているレインボーのコーティングを施してありますので、そういったカラーリングがお好きな方にはピッタリです。

シルバースターは、形状とタングステン含有量が他のシリーズと異なります。マエストロよりも太くカットも強いので、トルピードからストレートへの移行を考えている方にはぜひ使って頂きたいです。
ワールドカップオブダーツでは大活躍でした。感想を教えてください。
僕が十数年ダーツをやってきて、村松選手と対戦することはあっても、ペアを組んで共に闘うということは、今まで一度もありませんでした。名実ともに日本のトッププレイヤーである村松選手と組めるということで、ワールドカップに対してすごく自信がありました。しかし、対戦相手もその国を代表するプレイヤーばかりなので、一試合一試合死にものぐるいでした。その中でもベスト8という成績を残せたことは、大健闘だったと言えると思います。リベンジを果たすべく、来年もあの舞台に立ちたいですね。

また、試合中に村松選手が「大丈夫、あと2ラウンド絶対に回ってくるから見とけよ!」とか、そういった言葉でリラックスさせてくれました。僕はどちらかというと「次は絶対に入れます!」と追い込んでしまうタイプなんです。でも、経験豊富な村松選手がペアだったおかげで、すごく噛み合ったダーツができたと思います。
2018年シーズンのPERFECTも折り返し地点を過ぎました。調子はいかがですか?
今年は落ち着いてシーズンを過ごせています。バレルメーカーを移籍して、皆さんにとても注目して頂いているので、モチベーションはすごく高い状態にありますね。先程もお伝えしたように、ストレートバレルではまだ伸びしろがあると感じているので、現状が最高地点だとは思っていません。

世界的なメーカーに所属したことで、国外の方からも応援して頂けるようになりました。当然“一流”としてのプレイが求められますし、プレッシャーを感じることもありますが、一方で自分が活躍して、もっとユニコーンを色んな方に知ってもらいたい、という気持ちの方が今は強いですね。
浅田プロは前人未到のPERFECT3連覇を達成しています。強さの秘訣はどこにあるのでしょうか?
「これだ!」というのは自分でもよくわからないのですが、諦めない気持ちが大切だと思います。気持ちが落ち込むときでも、調子が崩れているときでも、ちゃんとダーツの練習をして、「応援してくれている人のために頑張るんだ」という思いを持ち続けることですね。

メンテナンスも大事だとは思いますが、僕は毎日ダーツを休まず投げています。「どうしたらうまくいくかな?良くなるかな?」と日々考えながらプレイしているので、調子の維持もしやすいですし、良いものが見つかったときにも取り入れやすいです。なにか特別なことをしているわけではありません。質問に対しての答えを強いて出すとすれば、「それだけダーツを投げている」ということなのかもしれません。
それでは、最後に今年の抱負・ファンの方へのメッセージをお願いします!
まず、2018年のPERFECTで年間チャンピオンを獲ることです。これは絶対に達成しなければいけないミッションです。そして、PDCワールドチャンピオンシップに出場をすることです。(※台湾ツアー終了時点で出場確定) この2つを追っかけているので、スケジュールが過密な状態なのですが、うまく両立させていきたいと思っています。

ファンの皆様へ。いつも応援ありがとうございます。僕のモデルを「買ったよ!」とか「すごくいいね!」とおっしゃって頂けるのが本当に嬉しく、また力になっています。皆さんのおかげで今の僕があります。ソフトもハードも一生懸命がんばりますので、引き続き応援をよろしくお願い致します!

貴重なお話、ありがとうございました。

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樋口 雄也モデル

インタビュー

今作のスペックをチョイスされた理由を教えてください。
僕は「トルピード型であること」にこだわり続けました。7.4mmという最大径が、力むことなく、親指にスポッとはまってくれる、ジャストな太さだと思っています。また、グリップがバレルの中に収まる長さを求めていたところ、52.0mmというスペックに至りました。

重量に関しては、「楽に飛ばす」ことを意識しました。しかも、自分から飛ばそうとするのではなく、バレルの重さを感じ、力が生まれ、結果として飛んでいくようなイメージです。それこそが、重たいバレルの最大の利点だと思っています。
今作のキーワード「楽に飛ばす」。どのような感覚なのでしょうか?
ウェイファーラーは、手を丸めるだけで自然とバレルが密着してくれる形になっています。それは、すなわち「楽である」ということなのです。

さらに、面白い言い方をすれば、ウェイファーラーは「プロのエッセンスがふんだんに詰め込まれた、ハウスダーツ」なんです。皆さん、ダーツを始めたときに、ブラスでできたハウスダーツをお使いになると思いますが、それがタングステンにステップアップしたら、サイズが小さくなることがほとんどです。僕は「サイズが小さくなる必要はあるのかな?」と思っています。だって、ボールペンも太い方が持ちやすいですよね?

だから、ウェイファーラーは、長くて太くて持ちやすい形にしてみました。
バレル全体に施されたカットは、それぞれどんな効果が得られますか?
まず、一番こだわった3連ピクセルですが、「カットの存在感はしっかりとあるんだけれど、嫌な引っかかり方をしない」という部分が、すごく気に入っています。僕のようにセンターをグリップする方には、ここがとても気持ちよく感じられるはずです。

リア部分のカットは、テーパーと組み合わさることで、とてもグッドなフィーリングでダーツを投げることを可能にしてくれます。リアグリップの方の意見も取り入れつつ、開発を進めました。フロントをグリップする方には、くぼみをお使い頂くと良いかと思います。実際に、僕もコンディションによっては、このくぼみを使うこともあります。

様々なカットがあるので、どんなグリップにも対応が可能ですし、「バレルが長いって良いことなんだな」と、感じて頂けると思います。
「ウェイファーラー」とは、どのような意味ですか?
直訳をすると「街から街へ、歩いて移動する旅行者」という意味です。では、なぜ同じ「旅行者」という意味を持つ「トラベラー」ではないのかといいますと、ことダーツにおいて「自分の足を使って、様々な知見を深める」という部分が、自分と重なるからです。「何が正しいのか?」をずっと追い求めていきたいというのは、僕の思いでもありますね。
今回の製作にあたって、特に苦労した点やこだわった点はありますか?
僕はどうしても、三連ピクセルカットが使いたかったんです。小野恵太プロのSOLO(2017年モデル)を投げてみたときに、「これだ!」と思いました。三連ピクセルカットには、親指とバレルの接点が適切に動くことができ、なおかつリリースの際には、しっかりと押し出すことができるというメリットがあります。仮に同じアウトラインで、他のカットを採用していたら、満足いかなかったかもしれません。メーカーさんにも、すごく頑張って頂きました。
2018年シーズンのも中盤戦に入ってきました。調子はいかがですか?
PDC Asian Tourが今年から始まりましたが、ハードダーツの調子が良いですね。開幕戦で3位を獲ることができました。PERFECTにおいても悪くはありません。しかし、年間を通して、調子の波があることも事実です。良い状態で終盤戦を迎えて、ランキング争いに食い込めるように、ここから上げていきます。
それでは、最後に今年の抱負・ファンの方へのメッセージをお願いします!
今年はフリーランスのダーツプロとして1年目なので、試行錯誤している最中です。ただ、そういった中で、初めてシグネチャーモデルを出させて頂きました。周りの皆さまに暖かく応援してくださっているという実感も、すごくあります。シーズンを終えたときに、笑っていられるように、頑張っていきたいと思います。これからも応援よろしくお願い致します!

貴重なお話、ありがとうございました。

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宮副 桜モデル

インタビュー

新作バレルの発売決定おめでとうございます。どんなバレルに仕上がりましたか?
私の「こんなバレルがいい」という、ザックリとしたイメージを、バレルデザインに落とし込んで頂きました。余計なことを考えなくても適切にグリップができて、“とぅん”と飛ばせます。本当に投げやすいバレルができたと思います。

プロトタイプをいくつか投げ比べてみて、どれも良かったのですが、「これだ!」と感じたのが、現在のSakura2です。バレルって、持ったときのフィーリングがすごく大事なんですよね。普段使っているお箸やペンも、自分の体や好みにあったものを選んでいると思うので、それと同じ感覚です。
前作に対して、長さが1mm、重量が0.5gアップしましたね。
私はパワーがあまりなく、飛びに自信がないのですが、それをバレルに補ってもらいたいと考えているので、前作よりもボリュームアップさせました。また、グリップ部分をやや太めに設計したので、手離れの良さも向上しています。例えば、太いサインペンは軽く握るように、バレルも太いほうが柔らかくグリップできます。握り込んでしまうことにお悩みの方には、ピッタリだと思います。
トランスフィクスとセカンドの2パターン展開ですが、宮副さんはどちらをお使いですか?
私はトランスフィクスエディションを使用しています。前方にバレルを横に貫通する穴があいているので、重心がやや後ろよりになります。そうすると、リリースする際に、矢の角度を上げることができるので、飛行姿勢を良くすることができます。

また、トランスフィクスエディションはタングステン95%で、セカンドエディションは90%です。仮にトランスフィクスとセカンドを同じように切削すると、タングステンの含有量が多いトランスフィクスの方が、比重の関係で重くなってしまいます。しかし、前方に横穴をあけることで、セカンドと全く同じアウトライン、同じ重量、同じスペックにすることが可能なんです。
Sakura2、どのような方にオススメできますか?
女性にたくさん持っていただきたいと考えたので、可愛さも重要視して作りました。見てください、桜の花びらの形してるんですよ!!
また、ホームショップの男性陣からも、「これ良いね!」と数多くおっしゃって頂いたので、Sakura2は男女を問わず、ダーツプレイヤーの良き相棒となってくれると思います。
2018年シーズンのPERFECTも中盤戦に入ってきました。調子はいかがですか?
去年から、フォームやスローを再構築していたのですが、今年になってようやく形になってきたと感じています。「これができれば大丈夫」というのが理解できつつあるので、あとは経験を積んで、自信をつけるだけです。確実に調子は上向いていますね。
それでは、最後にファンの方へのメッセージをお願いします!
イベントをさせて頂くたびに、「こんなに応援してくれる人がいるんだ」と実感しております。そういう方たちのおかげで、私はPERFECTという舞台に立てているので、いつも本当に感謝してます。早く良い報告ができるように頑張りますので、どうか引き続き応援をよろしくお願い致します!

貴重なお話、ありがとうございました。

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谷内太郎モデル

インタビュー

まずブライトについてですが、前作にはなかったオメガカットを採用し、グリップ部分が強化された印象があります。
僕の場合、リリースする瞬間にカットを感じられると、良いスローができます。ほんの僅かな感覚なのですが、そのために前作よりもカットを強くしました。最後のひと押しをするのに、このカットが活きてきます。
つづいて、フラッシュです。なぜストレートバレルを作ろうと思ったのでしょうか?
海外プレイヤーの動画を見ることが多いのですが、皆さんストレートを使っていて、キレイに飛ばしています。彼らの動画を見ているうちに「トルピードにはない、“なにか”魅力があるのではないか?」と思い始めました。僕が今後世界近づくためには、その“なにか”を掴まなければいけないと思い、ストレートバレルを作るに至りました。
世界に行くためには、ストレートが必要ですか?
世界で戦う日本のプレイヤーは、ストレートに移行している流れがありますよね。きっと、彼らは世界を肌で感じて、“なにか”を持ち帰ってきたからこそ、そういう選択をしたんだと思います。だから、自分もそういう部分を参考にしています。ただ、僕がストレートに移行するにしても、本場のような細いバレルを、いきなりは使いこなせないと思ったので、まずは太めに設計をしました。
今回の製作にあたって、特に苦労した点やこだわった点はありますか?
今回は2タイプの展開だったので、煮詰めるのに時間がかかりましたね。自分が納得するまでプロトタイプを投げ込んで、微調整を繰り返しました。だから、ブライトもフラッシュも、自信を持ってお届けできる逸品となっています。

バレルを製作する際には、自分でラフデザインを描いています(下図参照)。
メーカーにイメージを伝えるのに、言葉だけでは限界があります。限られた時間の中で理想とするものを作るのには、意思疎通のロスを生まないことが一番だと考えています。
それでは、最後に今年の抱負・ファンの方へのメッセージをお願いします!
正直にいうと、調子はイマイチです。「どこがいけないのか」という課題は理解しているのですが、修正に時間がかかってしまっています。そんな状態なので、今年の目標は「本当の谷内太郎を呼び戻せ」にしました。本来の調子が出せれば、良いダーツが打てるようになると思いますし、自ずと結果もついてくると思います。応援してくれる方々が「おっ!太郎ちゃんきたね!」と感じて頂けるように、探究心を忘れず、頑張ります。

貴重なお話、ありがとうございました。

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村松治樹モデル

インタビュー

今作のキーワードは『球』ということですが、どうして球をつまむように投げたいと思われたのでしょうか?
棒を投げるイメージで捉えると、ダーツの向きなどを気にして、力んでしまうと考えていました。そこで、パチンコ玉をつまんで投げる、単純なイメージでスローできるようなデザインをリクエストしました。
グリップ部分のマイクログルーヴ+マットグリップ加工について、いかがですか?
マイクログルーヴを入れたことで、マットグリップ加工特有の吸い付く感じが、さらに強化された感じがあります。使い続けると、マットグリップ加工が消耗してしまうのですが、マイクログルーヴのおかげで、大きな変化を感じることは少ないと思います。
前方の縦カットは、だいぶ深いですね。
セットアップする際に、バレルを回転させているのですが、今までよりもすごくスムーズになりました。実はこのカットによって、「あ、俺、こんなに中指を使ってるんだ」と再確認したんですよね。デザイン面を重視して、深く削った縦カットが、とても機能的だったことに関しては、副産物だったと言えます。
前作に対して、重量が2.0g軽くなりました。
当初は重量を変更する予定はなかったのですが、アウトラインやデザインを決めたところ、19.5gが限界だったようです。そのかわり、前方の深い縦カットを手に入れましたし、重さにはすぐに適応できたので、何も問題なかったです。
村松プロがストレートバレルをご使用になる予定はありますか?
今は全く考えていないですね。テスト的にストレートバレル使うことが、もしかしたらあるかもしれませんが、販売用でストレートを出すというのは、ないと思います。ストレートバレルだと「球」感が出せないですからね。
今回の製作にあたって、特に苦労した点やこだわった点はありますか?
金沢さん(ターゲットのバレルデザイナー)は、苦労したと思います(笑)
僕の抽象的な表現を、バレルという形にして頂きました。「球」感を出しつつ、カッコイイ形にするのは大変だったと思います。そのおかげもあり、最初のプロトでカウントアップが1200点出せるほどドンピシャのものが出来上がったので、本当に感謝です。
ワールドカップオブダーツでは大活躍でした。感想を教えてください。
楽しかったですね。斉吾(浅田プロ)が、ご覧の通りのシュート力だったので、非常に心強かったです。毎回、決勝まで行くことを想定してホテルをとっているのですが、今年は最終日まで行けて良かったです。初戦で負けると、残り4泊くらい「何して過ごそう」状態になってしまうので(笑)
それでは、最後に今年の抱負&全国のハルキストの方々へメッセージをお願いします!
JAPANでは、今年こそ年間総合優勝を獲りたいです。また、PDC Asian Tourが始まったので、そこでも良い成績を残して、ワールドチャンピオンシップへつなげていけるように頑張ります。

全国のハルキストの方々へ。これからも僕の情報をくまなくチェックして頂いて、同じバレルはもちろんのこと、同じ服、同じ車でお揃いにしましょう!(笑)

貴重なお話、ありがとうございました。

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山田勇樹モデル

インタビュー

ゴメスシリーズ初のストレートバレル。山田選手はプロになった当初から、バレルは最終的にストレートになると公言されていたようですが、なぜこのタイミングだったのでしょうか?
「ストレート投げている人はうまい、カッコイイ」という漠然とした憧れが、ダーツを始めた頃からありました。しかし、自分のバレルを作るようになってからは、試合に勝つことが最優先なので、トルピードを採用していました。

ストレートバレルへの大きな転機は、Qスクールに参加したことです。イギリスでは、初心者の方やご年配の方まで、みんなストレートで重いバレルを使っているんですよね。本場の環境にかなり感化されたと思います。

今までも、僕のモデルはソフトもハードも同じように投げたいという考えでデザインしてきましたが、もう最後はストレートしかないという判断に至りました。もちろん、ストレートにいきなりは移行できないので、ゴメス6あたりから、そのための準備をしていたんですよね。ようやくたどり着いたという感じです。
前作に対して、全長が10mm以上伸びました。
グリップの形自体は変わらないので、10mm伸びても、全く違和感はないですね。今まで、ソフトはティップに指をかけていたのに、ハードはポイントに触れていなかったんです。そこで、バレルの中に指を収めるようにしたのですが、そうすると前作の8では長さが足りなくなったので、全長を伸ばすことにしました。

ユーザーの皆さんには、その“収まり具合”を感じてほしいですね。ティップに指をかけなくても、投げられます。また、コンドルティップ アルティメットが発売されたことで、ハードのポイントと長さがほぼ同じになり、セットアップした際の視界の変化も感じなくなりました。
重量アップについては、いかがでしょう?
重量の1.0g以上のアップというのは、過去に経験があるので、全く問題ないです。僕が重さにこだわる理由は、「重量感」が欲しいからなんですよね。1本1本、ボードに刺さる音に重みを持たせたかった――。本場のプレイヤーたちに、技術はこれからにしても、バレルの部分だけは追いつきたい、という気持ちが大きいと思います。
後方のグリップ部分に異なるカットが配置した意図を教えてください。
僕は、グリップする位置が限定されるバレルが苦手なので、カットの切り替わる部分で、持つ場所を知覚できるようにしました。また、シンプルなリングカットのみでは、かかりが強すぎるため、階段状のカットを入れることで緩和させました。また、以前までのようなマイクロカットではグリップ感が足りないと感じてきたので、カットを深く広くしました。
前方のリングカットは、前作では細かいカットでしたが、今作は幅が広くなりました。
なんといっても、スタッキングしたときの音が違います。イギリスのプレイヤーたちは、いい音させてるんですよ。彼らのような音を出すためには、リングカットの幅を広くしないと出なかったんですよね。なんでそんなに音にこだわるんだ、って言われちゃいそうですね(笑)

また、平らなものとテーパーがかかっているものとが、交互に並んでいます。(下図参照)
平らなカットだけだと、そのまま弾かれてしまう可能性がありますが、釣りでいう“カエシ”のような形状にすることで、バレル同士が絡みつくようにしました。パッと見ただけでは、なかなか分からないことを、実はやっているんですよ。
今回の製作にあたって、特に苦労した点やこだわった点はありますか?
22.7gという重量を出すのが大変でした。長さに関して、僕からの特に指定はなくて、最初のプロトでは50mmだったのですが、21.1gまでしか出せなかったので、結果として55mmにしました。5mmの延長って、かなり長くなるイメージがあると思うのですが、実際に現物を見てみると「この差で投げ方変わるかな?」という程度にしか感じませんでした。自分の理想とする重さが出せるのであれば、5mmの延長は大歓迎でしたね。
今年から始まったPDC Asian Tourに参戦してみて、いかがですか?
ハードダーツに慣れてるかどうかの差が、顕著にあらわれていると思います。ダブルまでの流れであったり、しっかり上がるスキルに関しては、外国選手に対してビハインドがあると感じています。自分が先攻のときに、ブレイクされないようにするのが、勝つためには絶対に必要ですね。ただ、大きな差があるとは思っていませんので、追い越せるように頑張ります。
今年の抱負を教えてください!
毎年の目標ですが、PERFECTで1位を獲ることです。それに加えて、PDC Asian Tourが始まりましたので、ワールドチャンピオンシップに参戦できるランキングに食い込むことですね。そのためには、最低1回は優勝が必要だと考えています。

あとは、ヤマダサンドというお店をやっているので、ダーツの楽しさを皆さんに味わってもらえるように広めていきたいです。ハードダーツのハウストーナメントを定期的にやる予定なので、そこからPDCにチャレンジする人が出てきてくれたら良いですね。

オススメはサバサンドです!

貴重なお話、ありがとうございました。

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金子憲太モデル

インタビュー

新作バレルの発売おめでとうございます。金子選手は、2BAとNo.5のどちらをお使いでしょうか?
僕はNo.5を使用しています。ある選手が優勝した際に「No.5に変えて年間優勝した」というのを聞いて、僕もちょっと使ってみようかな、と興味をもったのがきっかけですね。実際に、前作のエルドラド No.5で優勝することが出来たので、そのまま今も使い続けていますね。
今作はグリップ部分のカットが特徴的ですね。どのような効果を感じられますか?
ドットを縦カットの代わりに入れることによって、リングカットだけでは感じられない吸いつきがあり、ダーツの抜け方がすごく良くなりました。
全長42.0mm、最大径7.4mm、重量18gというスペックは前作から変更なしです。このスペックについていかがですか?
このスペックは今の僕にとってジャストだと思っています。最大径の部分を前作よりもちょっとセンターよりにし、全体のバランス・グルーピング力を意識しましたが、スペックに関しては正直あまり気にしていません。
金子選手が実際に使用されているNo.5には、シリカコーティングがしてありますね。メリットはありますか?
年を重ねるごとに、手が乾燥するようになってきました。しかし、シリカコーティングをすることで、独特なしっとり感を得ることができます。これが僕に合っていて、そのおかげでグリップが滑らないようになりました。
“エルドラド”とは、どういう意味で名付けられたのですか?
エルドラドという言葉には、『黄金郷』『黄金の人』『理想郷』という意味があります。僕の名前が“金”子なので、ちょっとだけ名前にもかかっています。また、ダーツをする上で、理想を高く持ち続けたいので、そういう意味でも気に入っているバレル名です。

あと、バレルの名前の中に濁点が入っている商品は売れる説があるそうです(笑)
エルドラド2はどのような方にオススメできますか?
バレルの後方を持つ方や、バレルエンドを押し出すタイプの方には特にオススメです。飛び・グルーピング・シュート力を高い次元で実現できますので、是非長く使っていただきたいですね。
金子プロと言えば、最近発売されたダーツケース「ポケイン」を監修されていますが、推しポイントを教えてください。
以前から、ダーツケースを腰からぶら下げると、プラプラと揺れてしまうのが、気になっていました。そこで開発したポケインは、ポケットに直接差し込むことによって、ケース本体が固定されるので、試合中もケースが揺れずに、プレーに集中する事ができます。ケースについているマグネットも強力なのでズレ落ちる心配もありません。ポケインの詳細はこちらから
PERFECTもこれから中盤戦に入りました。2018シーズンの調子はいかがですか?
今まで忘れていたものを思い出せたり、疑問に思っていたことを理解することによって、自信に繋がり、調子も上がってきています。今は我慢の時期と捉えていますが、着実に階段をのぼれているので、これを乗り越えたら、すごい事になると自分で信じています。
それでは最後になりますが、今年の抱負をお願いします!
どれだけ時間が経っても、「あの試合すごかったね」と言われるようなダーツを心がけています。努力を惜しまず、良いダーツをして、成績を残し続けられるようなプレイヤーになることを目標にしているので、これからも応援していただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします!

貴重なお話、ありがとうございました。

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松本恵モデル

インタビュー

およそ10年ぶりの新作を作るにあたって、どのような心境の変化があったのでしょうか?
正直に言うと、最初は別に作る気はなかったのですが、「とりあえず投げてみて」という感じで、プロトタイプを2種類渡されたのが、きっかけでした。実際に投げてみたら、そのうち1種類のフィーリングがかなり良く、そこから修正を重ねていった、という流れですね。
ずっとサモラ1をお使いになっていましたが、それを上回るバレルが出来たということなんですね。
本当に「あ。バージョンアップした。進化した。」というのが、実感できました。昔では分からなかった事が、経験を積むことで分かるようになったので、そういった部分をバレルに反映させました。
グリップ部分の階段状のカットが特徴的です。使い心地はいかがですか?
私が一番重要視しているのは、“指とバレルの接点は少ない方が良い”ということです。これは、ずっとバレルデザイナーの高口さんに伝えていました。階段状のカットにすることで、最初は「結構かかるなー」と思っていたのですが、意外とすぐになじみましたね。
“指とバレルの接点は少ないほうが良い”というのは、どのような理由ですか?
私の場合、手汗をかくと手離れが悪くなってしまいます。指とバレルの接点が少ないと、手が乾燥してても、ベタベタしてても、割と同じように飛ばすことが可能なんです。そこはバレルを作る上で意識していました。
前作に対して、重量と最大径がそれぞれアップしました。
重くした理由ですが、実は明確な理由はなく、ちょっとトライしてみたいという気持ちからでした。でも、あまり大幅に変えたくなかったので、0.5gだけのアップにとどめておきました。サモラ1と同じスペックで、重さだけ17.0gにしたものも、プロトでは投げてみたりしたんですよ。

最大径については、かかりを強くするために、カットを深くしたのですが、そうすると細く感じてしまうんですね。細く感じると、握り込んでしまうので、それを回避するために、最大径をアップさせて、指にアジャストさせました。
女子プロダーツプレイヤーの第一人者として、これからプロになりたいという女性へ、メッセージをください。
プロになったら、色んなことが変わると思います。技術的な向上はもちろんのこと、環境や立ち居振る舞いだったり。今は、みんなの意識が高いので、プロになったら、自然と変わるはずです。ちゃんと“プロ”になっていくと思います。だから、プロダーツプレイヤーになることに臆せず、どんどん飛び込んで来て欲しいですね。
それでは最後になりますが、今年の抱負をお願いします!
今年は何戦出られるのか、はっきりとはわからないのですが、出場出来るときはベストを尽くします。また、練習も怠らずに取り組み、応援してくれる方たちに良い報告が出来るように頑張ります。よろしくお願いいたします!

貴重なお話、ありがとうございました。

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小野恵太モデル

インタビュー

新作バレルの発売決定おめでとうございます。ソロ ジェネレーション2はどんなバレルに仕上がりましたか?
以前から、バレルはどんどんストレートバレルに近づけていきたい、という考えがありました。前作のソロが、そのためのファーストステップです。そして、セカンドステップである今作は、前後を入れ替えて使うことを想定したデザインの採用や、スペックの変更など、チャレンジングなモデルになったと思います。
最大の特徴といえば、リバーシブルな点ですね。それぞれのグリップゾーンにおける、使い分けのしかたを教えてください。
僕の場合、シリカコーティングは手のコンディションが良く、サラサラしている状態のときに使い、マットグリップは手のコンディションが悪く、ベタベタしている時に使います。まず、シリカコーティングについてですが、マイクロデルタカットにコーティングが施されていますので、しっかりとしたグリップ感を得られます。そのため、手が乾燥しているときでも、リリースの成功率を高めてくれます。
なるほど。では、マットグリップはいかがでしょうか。
汗が多く出る夏場のシーズンや、プレッシャーが特にかかる試合で使います。手汗を多くかく状態の時は、指がベタベタになってしまい、ダーツを離しにくくなります。なので、マットグリップの様なサラサラとした質感のコーティングは、ベタついた指でもしっかりとリリースをすることができます。

しかし、マットグリップのみではグリップ感が物足りなかったので、マイクログルーヴカットを施し、サラサラ+ザラザラを感じられるようにしました。また、テーパーをかけることで、押し出やすさを補っています。
前作に対して、全長・最大径・重量とスペックが大幅に変更されました。
僕は元々スティールバレルで、最大径6.4mmのものを使っていたので、そんなに細くなったというイメージはありません。ソフトダーツでは、真っ直ぐ飛ばしたいので、最大径は6.6mmが限界だな、と思っています。

また、プログリップシャフトのインターミディエイト プラスを使用するようになったので、バレルもそれに合わせて伸ばしました。重量については、重たいものを試してみたいといった思いから、18.0gをチョイスしました。
パッケージには「押忍!」みたいなポーズや、険しい表情があり、写真が印象的ですね。
写真は全て、UKのデザイナーの指示です。いろんなポーズで、たくさん撮ってもらいました。内側の写真も、カメラマンから「眉間にもっとシワを寄せて!もっと!」とすごく言われました(笑)
ターゲットの中国工場に行ってみて、いかがでしたか?
自分のバレルが「こんなに大変な工程を経て出来上がっているんだ!」ということに衝撃を受けました。ピクセルインピクセルや、ミリングライン、マットグリップ加工など、当たり前のことなんですが、それぞれ別の作業なんですよね。

また、バレルを切削するマシンに数値を入力をする人、品質チェックをする人、梱包をする人など、こんなにもたくさんの方々が関わってくれているということも、再認識しました。中国工場に行ったことで、製作サイドからバレルを捉えることが出来たので、とても貴重な経験となりました。
今年度からJAPANに移籍されました。その理由を教えて頂けますか?
結論から言うと、SUPER DARTSに再度出るためです。僕は、2017年に優勝をしてから、その魅力に取り憑かれてしまったんですよ。もう一度あの舞台に上がりたい、戦いたい、と。プロとしてのキャリアも長くなってきましたが、ここで一度、新しいスタートラインに立ち、「自分がどれだけやれるのか」を試してみたくて、JAPANへの移籍を決めました。
2回目のQスクールに参加されてみて、いかがでしたか?
自分としては、去年より良くなってるという感じた上での参戦だったので、とても楽しみにしていました。ダーツも良い状態で飛んではいたのですが、結果として0ポイントで終わってしまいました。フィニッシュをうまく決められなかったり、相手が強くて全然勝負にならなかったり。年々Qスクールのレベルが上がっているのですが、そんな中でも、瞬間的に“世界と戦えている”という場面がいくつもあったんですね。どちらかというと、メンタルの駆け引きで負けた印象です。そういう収穫があったので、悔しさは残るのですが、むしろ来年がより楽しみになりましたね。
最後になりますが、今年の抱負を教えてください!
今年はJAPANに移籍して、どれだけ自分の実力を出せるかが、ひとつのキーポイントだと思っています。2シーズン制というのも、僕にとって初めての経験なので、前半と後半の戦い方を模索していきたいですね。それ以外にも、THE WORLDやPDC Asian Tourと、たくさん試合に出るので、優勝目指してがんばります!

貴重なお話、ありがとうございました。

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