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【S-DARTS PLAYER】−THE BARREL COLLECTION−

星野光正モデル

解説動画

スペシャルプログラム:プロトタイプ制作秘話

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対談インタビュー

新作バレルの発売決定おめでとうございます。率直にパイロ.3を使ってみての感想を教えて下さい。
いいものが出来たな、というのが第一印象です。「バレルが指に与える刺激」という部分をテーマにして、パイロの制作に取り組んできました。他のバレルを持った時に、物足りなくなるくらいインパクトのある感触です。
実際にターゲットの中国工場へ行ってサンプルを投げたとお聞きしましたが、特にどのあたりをこだわりましたか?
僕がバレルを作るうえで、マイナーチェンジにはしたくない、という思いが常にあります。「こんなの投げてみたいです」というリクエストをして、図面とにらめっこしながら、「これは今までないだろうな」という感触、見た目にこだわりました。
ちなみに、工場でサンプルを作る場合というのは、どれくらいの時間で出来上がるものなのですか?
工場では平常運転で商品を作っていますし、ハルキ(村松治樹プロ)のサンプルも作りながら、という状況でしたが、それでも1時間〜3時間くらいのペースで作ってもらいました。その待ち時間はずっと「ああでもない、こうでもない」という会議でしたね。
今回は重量が17.0gという設定ですが、これは星野プロが今まで使用したバレルの中では最重量ですよね。
指に与える刺激は、カットだけではなく重さでもプラス出来るんじゃないかな、と考えました。それとは別に、パイロユーザーから直接お話しを聞くと、「もう少し重かったら」という声も多かったんですよね。より多くの人に使って欲しい、手にとって欲しいと思ったのと、僕自身が重いものを使ってみたかったので、今回は1gアップの17.0gにしました。
プロトタイプでは16gから18gまで投げたとのことですが、その中で17gになった決め手はどこにあったのでしょうか。
自分のモデルを持つ人が、1gアップするというのは、大胆な選択です。僕の場合、17.5gを超えてくると「重たい」という感覚が腕に出てきました。今の自分とパイロ.3にとってのベストは、17.0gだと思っています。
インプレッション動画のフォーム撮影時に「矢速が上がった」という発言がありましたが、これはバレルの重量増によるものですか?
重さというよりはグリップのカットですね。パイロ.1やパイロ.2と比べたら、今作はキツく感じると思います。しかし、ギリギリの抜けの良さを出すために、カットの組み合わせやバランスを考えて作っていきました。

例えば、弱いカットを好む人が、めちゃ強いカットのバレルを使ったら、鋭く投げられても、下に叩き落としてしまうと思います。僕もそうです。もし、これで抜けが良かったら、抜群の飛びと角度を生み出せるんじゃないだろうか、というところが「ギリギリの抜けの良さ」の真意です。
プロトタイプの1stサンプルでは、ギアグリップが並んだだけのような形ですが、これだと星野プロにとってはキツすぎましたか?
ギアグリップが全面に並ぶと、見た目以上にかかるんですよね。これを調整するために、サンプルでは列によって高さを変えてみたりもしました。最終的に、パイロ.1で使用したデルタカットをギアグリップの間に配置することで、かかりすぎないフィーリングを実現しました。
バレルの前方にパイロ.1と同じレーザー刻印が入っていますが、これはどのようなイメージをモチーフとされたのでしょうか?
僕の二つ名が「炎の皇帝」なので、炎をベースに、星野の「星」を入れてもらいました。これは、ターゲットUKの方が、炎をまとった星をイメージして考えてくれたそうです。
中国へ行った際のおみやげ話などがありましたら、お聞かせください。
滞在最終日に海鮮料理屋さんに連れてってもらったんですよ。その時にまぁまぁ生臭いものが出てきて、軽くエイドリアン氏に文句言いました(笑)
※リー・エイドリアン氏=ターゲットスポーツジャパン代表

工場内での話になりますが、僕は今まで「どういう機械で作っているか」というのはわかっていたのですが、「どうやって作るのか」というのは知りませんでした。昔ながらの機械と、最新式の機械で「こうも違うのか」と、初日からそのギャップに驚かされました。ターゲットの凄さを目の前で見せてもらったのは、良い経験になりました。
それでは最後になりますが、今年の抱負をお願いします!
いつも僕が思ってることでもあるんですが、スポンサー様・ファンの方々の期待に応えたいという気持ちが強いので、良い結果を残して、皆さんに喜んで頂きたいです。また、どんな結果が出ても受け止めてくれる自分の家族のためにも、ただただ前を向いて頑張っていきたいです。

貴重なお話、ありがとうございました。

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風間佑太モデル

解説動画

対談インタビュー

新作バレルの発売おめでとうございます。率直にサルム2を使ってみての感想を教えてください。
ダーツは生きた人間がやるスポーツなので、その日の調子、天候、気温、湿度によっても感覚が変わっていきます。そういった要因に対応するために、自分も変化していくわけですが、その変化した自分に合うバレルを作って頂けました。
サルム2は前作と比べて全長が2mm伸び、最大径が0.2mm細くなりました。かなり大胆な変更ですね。
前作を引っ張って伸ばした形、といえばとわかりやすいかと思います。僕はきついテーパーが苦手で、なるべくストレートバレルに近づけていきたいという考えもありました。最大径が7.0mmと聞くと、かなり細いイメージを持たれるかもしれませんが、アウトラインとカットのおかげで、そうは感じない作りになっています。とにかく一回投げてみて欲しいです。

去年と比べてグリップが変わったんですが、前作のものだと全長が足りないと感じるようになりました。それで、バレルデザイナーさんに「もう2mm伸ばして」というリクエストをしました。そのあたりが、去年から今年にかけて自分の中に湧いてきた、バレルの改善点でしたね。
目を引くのが、広めのダブルリングカットと、中央のリバースウィングカットですが、これにはどういう効果が見込まれますか?
前作よりももっとカットを強くしたいと思い、ダブルリングカットの幅を広げてみました。僕はグリップパワーを強くしたくないので、その分カットを強くしているということです。

リバースウィングカットは、見た目でも感触でもグリップポイントを明確にするという意図があります。普段はここを使わないのですが、たまにトライしてみることがあるんです。というのも、その日のグリップコンディションによって、ダブルリングカットがかかりが強すぎると感じることがあるんですが、リバースウィングカットを少し指にかけることでそれを軽減できるんですよね。アシスト機能として良い効果があります。
前方の飾りカットについて、ぜひ一言。
ここに入れてくれたデザイナーさんはさすがですね! 僕のグリップを熟知してますよ。どこから見ても、このカットが見える。サンプルでは縦カットも入れたんですが、ありきたりに感じました。なので、前方はシンプルにいこうと決めたんですが、何もないと寂しくなるので、見た目をアップする意味でも、これを入れて大正解でした。
今季のプロツアーでの調子はいかがですか?
毎年そうなんですが、良いスタートダッシュが切れないんです。今年もそうなってしまったので、そこはしっかり反省して、来年の序盤戦では良い状態に持っていけるように、今から考えています。ただ、夏場は僕が得意としている時期なので、ここから盛り返せるように頑張ります。
それでは最後になりますが、今年の抱負をお願いします!
今年だけに限らず、いつも思っていることですが、昨日より今日を良くしていきたいです。「現状維持は衰退」だと思っているので、1歩だけでなく2歩3歩前に行けるように日々努力をしていきますので、応援をよろしくお願いします。

貴重なお話、ありがとうございました。

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村松治樹モデル

解説動画

対談インタビュー

新作バレルの発売おめでとうございます。率直にライジングサンを使ってみての感想を教えてください。
ターゲットの中国工場に行って、細かいところまで修正して頂いたので、文句のつけようのない仕上がりになりました。例えば、太さ違いだけでもたくさんサンプルを作って、納得するまでやらせてもらえたのが、よかったですね。テーパーの始まる位置――マイクロドットの何個目から立ち上げるかもこだわりました。
今回のポイントは、なんといってもエリシィンの技術を流用したマイクロドットエリアだと思うのですが、このカットをチョイスした理由や経緯などはありますか?
このカットについては、ターゲットのデザイナーさんからの提案だったのですが、実際に使ってみたらすごくしっくりきて、「自分に合ってるな」って思いました。ガッツリ掛かり過ぎるでもなく、でもツルツルでもなく、いい具合です。"無駄掛かり"しないっていうのが、ポイントですかね。
ブルーチタンニトライドコーティングがもたらすメリットなどはいかがでしょうか?
しっとりした感触がありますね。それと、へこんだカットの中にコーティングがされているので、ガンガングルーピングしても、そんなに消耗しないと思いますよ。
バレル単体で21.5gというのは、ソフトダーツ市場の中でも最重量クラスですが、この点についてどのようなお考えがあったのでしょうか?
重いほうが、その重さに頼って投げられますよね。ピンポン球とゴルフボールを投げ比べてみて、どちらが狙った場所にいきやすいか?っていうイメージです。恐らくゴルフボールの方が、無駄な力や力みというのが減ると思います。軽いものを力まずに投げられるのであれば、それは全然良いと思うのですが、「ある程度重さがあったほうが、脱力しやすいんじゃないかな?」と思ってこの21.5gをチョイスしました。

あとは、フィル・テイラーが26gを使っているので、なるべくそれに近づいて同じようなことをやれば、同じような結果が出るんじゃないかという部分もありますね。
これだけバレルが重いと、チップのへたりなども懸念されそうですが、その点はいかがですか?
僕はへたりを感じることはないです。飛びの姿勢やボードへの入射角が悪かったりすると、もしかしたら消耗が激しくなるかもしれませんね。
スティールバージョンですと、長さが2.5mm延長されていますね。
実は延長したものと、延長していないものの2パターン作って頂きました。PDCのトーナメントでどちらも使ったのですが、延長したものの方が良い感触でした。ここらへんに関しては、もうフィーリングです。
ターゲットの中国工場へ行った際のおみやげ話などがありましたら、お聞かせください。
工場の中にある、たくさんの機械の説明をしていただきました。「この機械はこのカットを入れるやつだよ」とか「これはシャフト作ってるよ」とか。話を聞けば聞くほど、僕達のリクエストするカットが「思いの外手間がかかるもんなんだな」って思いました。でも、これからもたくさんリクエストはしていきます(笑)
それでは最後になりますが、今年の抱負を教えてください。
PDCでナインダーツをダツ(出す)! 今年はPDCに結構行くと思うので、目立ちたいですね。海外で"Haruki Muramatsu"を覚えてもらって、「また来たか!」って思ってもらえるようなポジションを取れるようにしたいです。「フィル・テイラーを倒す!」とかだと、あまりにも突拍子がないので、今はPDCで目立つことを目標としています!

貴重なお話、ありがとうございました。

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山田勇樹モデル

解説動画

対談インタビュー

ゴメス7の発売決定おめでとうございます。率直に使ってみての感想を教えてください。
予想通りの部分と、予想を超えた部分を併せ持ったバレルになりました。2015年のPERFECT最終戦から使っていて、決勝戦でもすごく良いダーツを打って優勝して、良い1年の締めくくりになったなと感じてました。更に2016年開幕戦も優勝したので、すぐに発売したいと考えていたんですが、前のカットで悩みました。カットをつけると今度は外形と重さが変わってくるので、それに結構時間がかかりましたね。
前作と比べてスペックが大きく変更になりましたが、ポイントはどのような部分でしょうか?
僕はソフトダーツのプロなので、ソフトを投げ続けることによって、ハードも上手くなりたいと考えています。なので、ハードダーツと全く同じ感覚で投げられることを重視しました。今日のバレル制作技術で、スティールポイントのついたハードダーツと、ソフトチップのついたソフトダーツを一緒にすることは出来ると信じていましたので、ソフトの良い所、ハードの良い所をお互いに歩み寄らせて出来たのが、今回のゴメス7というわけです。
アウトラインを見てみると、前作ゴメス6ではシャフト側にストレート部分を設けていました。当時はあれが予想以上に良かったとおっしゃっていましたが、今作ではゴメス5のようにテーパーとなっていますね。
グリップ部分の「持ってる感」が若干足りないと感じるようになりました。やっぱり太い方が、しっくり来たので。「重さを感じる」というのは、矢を3本投げる上での絶対条件なんです。"ダーツ"という物体を投げ込む感覚、ハードダーツでは特に大事ですね。ソフトダーツはだいたい飛ばせていれば、ある程度融通が効くんですが、ハードダーツではビシっと飛ばせないと入らないからですね。
今作ではゴメスシリーズ初となるフロント部分全体にカットが入っています。これにはどういった狙いがあるのでしょうか?
ダーツがグルーピングした時に、しっかりと絡むようにカットをつけました。ハードダーツでは、先に投げた矢が邪魔をするというのが、ソフトダーツに比べて多くなります。なので、先行のダーツが「邪魔」ではなく「助ける」ようになっていると思います。Qスクールに参加した際に、現地のプレイヤーに「前にカットの入っていないバレルを作る意味が分からない」くらいに指摘されました(笑) 自分のモデルを6個も出しても、まだ発見があるか!って思いました。投げ方、持ち方はずっと変わらなくても、バレルはこうしたいって案が浮かぶので、ダーツって奥が深いですよね。
山田プロは去年、JAPAN DARTS MASTERSやQスクールといったPDCの舞台を経験されて、いかがでしたか?
とにかく強かったです。負けるのはわかっていて。でも、どうにかなるかもしれないとも思っていましたが、どうにもならなかったです。こんな気持ちは久々に味わいましたね。レグ数も長いので大番狂わせが起きにくく、実力差が如実に出ます。

あとは、やっぱり気持ちが熱い時にQスクールに行けたっていうのが、とても大きかったですね。みんなにもぜひ挑戦してもらいたいと思います。「日本で通用しなきゃ、世界に行けない」っていう考え方はやめた方がいいです。もしかしたら、向こうで花開くかもしれません。むしろ若い人は向こうで育った方が、強いプレイヤーになる可能性もありますよ。急速にPDCの情報が入ってくるようになったので、あとはもう誰が先に活躍するかっていう、時間の問題だと思います。
それでは最後になりますが、今年の抱負を教えてください。
PERFECT10周年という記念すべき年に、年間ランキング1位を獲って名を刻むことです。それから来年にはオーダーオブメリットに入れるように、その地盤作りを今年はしていくつもりです。情報がまだまだ少なすぎるので、出る人間としては知っておかなければいけないですよね。「目標はどんどん塗り替えられる」という楽しみもあるので、PERFECTとPDCの二本柱で頑張っていきたいです! 抱負というよりはミッションですかね。大きな目標で「世界チャンピオン」とか言いたいんですが、それにはまだまだ遠いので、今はやめておきます(笑)

貴重なお話、ありがとうございました。

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小野恵太モデル

解説動画

対談インタビュー

新作バレルの発売おめでとうございます。使ってみての率直な感想を教えて下さい。
前作エクシードとの変更点でいうと、長さが2mm伸びて、重さが1.5g増えました。それと、センター部分にウイングカットを設けたところです。その中でも、重さを増やしたおかげでハードダーツが前よりもやりやすくなったと感じています。20gくらいまでの重さを色々と試してみましたが、17.5gで確定したのが、実はPDCに行ったあとのことでした。仕上がりとしては、かなり良いものが出来たと思っています。
先ほど20gまで試されたとおっしゃっていましたが、これは「重すぎてダメだった」ということなのでしょうか?
力がしっかりと伝わらなかった時に、"垂れる"ことが多かったですね。もちろん重たい方が飛ばしやすいという側面もあるのですが、やはり全体的なバランスが重要なので、最終的に17.5gに落ち着きました。バレルづくりというのは、マイナス面を取り除いていく作業のほうが多いんですよね。もしくは、そのマイナスを凌駕するほどのプラスがあるなら良いんですけど。そこがバレルづくりの面白いところであり、難しいところでもありますね。
G'sダーツに移籍して最初のモデルが42.0mmで、そこから前作エクシードは1mm縮めましたよね。そして、今回は43.0mmとなりました。
前作の時はグリップディスタンスが短い方が合っていました。それと、トルピードを延長するとストレートのような感触になるので、今回は43.0mmで行こうと決めました。最近はフィーリングで決めてしまうことが多いですね。
前作より1.5g増量しましたが、これはダーツの弾かれを軽減するためですか?それとも、小野プロの今のフォームに最適だったからですか?
僕はハードもソフトもやるので、「どちらも」というのが答えですかね。確かに、軽いほうがキレイに力をのせられたときには、ものすごく気持ちよく飛んでくれるのですが、逆に大きく外すことも多かった印象があります。それと、ハードをする際には、ダーツをスタッキングさせにくいというのも感じていました。
話は変わりますが、小野プロは去年PDCワールドチャンピオンシップに出場されました。私もリアルタイムで観戦していましたが、とても楽しんでいるように見えました。
観客を味方につける、というのかな。会場の雰囲気に飲まれたら、絶対に良いダーツは出来ないと感じていたので。フィニッシュした時に会場を見渡すと、みんな「ワーッ!」てしてくれるんですよね。「ダーツにもこんな世界があるんだな」って思ったときの感情が、笑顔として出たんでしょうね。あとは、会場の人たちが楽しんでいるのをみたら、こっちも楽しくなってきちゃいますよ。今年もまた行きたいなって思っています!
ちなみに、11月のPERFECT横浜、その翌日のPDJファイナルの二連勝は、何かが爆発したのですか?
PERFECTは特別、絶好調だったというわけではなく、しかもトーナメントの山が厳しかったのですが、勝ち進んでいくと逆にそれが自信につながりましたね。二年半ぶりの優勝――。長かった〜(笑)

次の日のPDJファイナルは、正直体が結構しんどかったのですが、前日の良いイメージのままいけました。あとは、「前日に優勝してる」っていうのは対戦相手にとっては、絶対嫌だったはずです(笑)
それでは、最後に今年の抱負を教えてください。
今年はPDCのワールドカップや、TOKYO DARTS MASTERSなど未体験な試合がたくさんあるので、すごく楽しみです。もちろんソフトダーツも頑張りますが、ハードダーツの時も「良い自分」を作っていけるようにしたいなって思います。

貴重なお話、ありがとうございました。

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